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プレコ用の水槽台を自作しようと思う。part2

プレコ飼育に使う水槽台。前回part1の続きです。
90㎝ワイド規格対応の水槽台で、この水槽台はリビングに置きます。
今回は完成までの道のりを画像付きでレポートしたい。

・前回:プレコ用の水槽台を自作しようと思う。part1

自作水槽台の仕様

今回、完成した自作水槽台の特徴は以下5点だ。

  • W95cm x D40cm x H100cmサイズ
  • サーモなどを確実に固定して設置
  • 柱を加工することで強度を損なわないまま中段スペースを広く取れる
  • 冬は中段を温室にして省エネできる
  • 外部フィルター専用棚などを装備

リビングの関係でスタンダード90㎝規格は置きたくないので、90㎝ワイド規格にした。
コトブキかニッソーのフレーム水槽を導入するアップグレードを可能にする。
コトブキの90㎝ワイドを買うなら、サイドのプラ支柱に凹みがある仕様で美観が悪いので、プラ材貼って改造するかして使うだろう。
プラ材貼って改造するなら別に最初からコトブキじゃなくても良いんだけどね。

水槽台の支柱にL字加工をする

殆どの2x4で作る一般人の水槽台は柱2本を使い天板を支える。
だが、それだと柱が太くなり、見た目は悪くなるどころか内寸が狭くなる。

今回製作するっ水槽台は効率よくスタイリッシュに決めたい。

それで天板を支える支柱を1本として、L字加工をすることにした。
ジグソーを持っているのだが、ジグソーだと真直ぐ切るのは難しいのでノコギリを使って手動でカットした。

ノコギリで支柱にL字加工
L字加工をしたもの

心配なら金具を追加してもいいのだが、軽自動車が乗っても問題なさそう。

上段と中断のフレーム中央にも天板を支える補強を入れた。

上記画像の様に木材をカットして組み立てることにより、各天板を独立で支えながらスタイリッシュに設計した。
上中段の両方に水槽を乗せても、支柱に掛かる負担は分散される。

L字に使ったノコギリとカンナは買いだと思う。
ゾンビの世の中になったら木を切って何かを作るスキルが要求されるので持っていて損はないだろう。

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天板はアカシア

天板の素材はヒノキが候補だったが、ヒノキは支柱には向くが天板に向かないということ。
それで耐水性と反り捻じれ耐性が強いアカシアにした。
板の厚さは中段の上下スペースを確保するために15㎜。

最初の作品なので合板やランバーコアなどの安価な材料でもよかったのだが。
まあ、作っていて思った以上に上手く出来そうなのと長く使いそう。
アカシア材が安く手に入ったことも選定理由。

そうそう、水槽台の天板設置は水平器で水平を測る工程をお忘れなく。
ネジが足りないとか左右の横サイズがズレるとか問題ない。
水槽台は水平が取れていない事が一番やばい。

天板仮組中

サイズは上段が950㎜、中段が873㎜となる。
集成材そのものが1825㎜あったので、1カットで端材無しでジャストエコプレコ。

余りに素晴らしい天板だったので再利用とバージョンアップを考慮して、ビス打ちしないでボンド点付けで固定。
ビスを打ってないからと云っても、地震でズレたりすることはない。
強固に固定されているがドライヤーを水で柔らかくして、ハンマーで数発衝撃を与えれば外せる仕様だ。
トラックが突っ込んできたり戦闘機にミサイル撃たれたら吹っ飛ぶけれどね。

冬対策に水槽保温の断熱材を敷き詰める

断熱材を水槽台の天板の裏に敷き詰めた。
住宅断熱材のスタイロフォームをカットして使いました。
ホームセンターなどで数百円で買えるけれど、大きいので持ってくるのは車必須。

完成したらさらに周囲を断熱材で囲って冬のヒーター代を節約する仕様。
まあ、うちは高気密で外断熱の家なので保温性抜群なのだが。
だから吹き抜けでもリビングは暖かい家です。

スタイロフォーム

水槽台にウレタンニスを塗った

完成した水槽台には木材用のニスを塗りました。
当初は木の匂いを残したいのでニスを塗らないでやろうと思ったけれど、ニス塗り後の変化などを試して経験値にしたかったので塗ってみました。

ニスの色はチークとかパインとか飴色にしようと思ったけど、妻の意見で透明クリアーに決定。
艶は艶消しにした。

私がお奨めするニス

YouTubeとかでよくみる2液ウレタンニスの艶消しをチョイス。

主剤5:硬化剤1の割合で混ぜる。
割合さえ守れば、必要な分だけ調合して何度も使えて経済的。

因みに今回は半分で足りた。

このニスの特徴は下地を適当にして多少大雑把に塗っても綺麗に塗れるところ。
本当に適当に混ぜて塗っただけなのに、お店で購入した家具のような質感に。

そもそも私はプロモデラーだったので、筆塗りの塗装ノウハウは持ってはいた。
然し、このニスは初心者でも扱い易いと思う。
ぶっちゃけ説明書通りに調合しなくても良い。

コツは刷毛を気持ち水に濡らしながら使うのがポイント。
塗装というものは、ランニングタイムを挟んで薄く何度も塗り重ねることが大切だ。

3,000円と高価だけど、何回も使えるのでこれにした。
妻のペットであるヒョウモントカゲモドキの棚もDIYで作ろうと思う。
このトカゲについては過去記事を検索してみてね。

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自作水槽台の完成

今回製作した自作水槽台の完成画像。
取り敢えず初の自作水槽台の基本完成系はコレになる。

ウレタン艶消しニスで仕上げたアカシアの木目が美しい。

今までルミナスのメタルラックを使ってきたが、うちでは正式な初水槽
メタルラックより使い勝手は落ちるかもしれないけれど、保温性/床への安定性/お洒落度がUPした。

まあ、水槽台は暫くコレをバージョンアップしながら使っていこうとも思う。

実際の水槽設置は今度のプレコ60㎝水槽レポートで記事にしたいと思う。
メインのプレコ水槽は60㎝にトリムちゃんとオレンジ。
ミズタマンは安定してきた45㎝水槽だ。

この自作水槽台は値段にして10,000円かかっていない。
当然だが、作れば作るほどスキルアップして上手に作れるようになると思う。
故に、これからも定期的に気軽に水槽台を作っていきます。

取り敢えず妻の要望で60㎝の棚板が複数ある棚を作る予定なので、余った端材で今度は60㎝水槽台を1個作る予定。
後日、水槽台を作るのに必要な工具の記事も出します。

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