初心者が熱帯魚プレコを始めるのにかかる金額と設備の話 2021年版

バイオパワー

初心者が飼育しやすい熱帯魚のプレコ。
ですが、プレコを飼育するのに必要な設備や最初は何を買っていいか判らないと思います。
この記事は、初心者がプレコを飼育するのに掛かる費用と買った方が良いものをまとめました。

私は今まで色々な種類のプレコを飼育してきました。
そんな私がお勧めするプレコ飼育に必要な設備と掛かる費用を以下に纏めました。

今回は主に初心者向きの内容に特化させ、プレコ飼育に掛かる金額をできるだけ判り易く記事にしました。
2021年版です。

トリムちゃん
スカーレットトリムプレコ

初心者は小型プレコがおすすめ

初心者には小型のプレコがおすすめなのです。
理由は、温和な性格な個体が多く「飼育しやすい」と云う事に付きます。
小型の種類のプレコには、ブッシープレコやペコルティア系、タイガープレコなどがあげられます。

資本主義の腐敗した日本ではインペリアルゼブラ(インペ)やキングペコルティア(キンペコ)などグレードや金額ばかりに価値を置くミーハーが多いが、どんな品種でも生命体としての命の価値は同じ。
小型も大型も熱帯魚はどの品種も可愛いペットなので、一生懸命世話をすれば自分の本当に愛着が持てるはずだ。

初心者には是非とも失われた現代人のスキル。飼育で培う愛情と云うものを学んでほしい。

スカーレットトリムプレコやファイヤードットトリムなどの高額で中・大型魚は初心者には無理かと云うとそんなことはありません。
確かに大型種は初期投資が高額になりますが、基本はどの熱帯魚も日々のメンテは同じです。
私がお勧めする小型種と云う理由は、あくまで初心者で特に種類にこだわりがなければと云う話です。

初心者は30㎝水槽がおすすめ

小型プレコの多くはた多頭飼いの密度によりますが、1~3匹程度なら30㎝水槽で飼育が余裕。
水槽の中に色々入れたくはなるが、最低でも1個は隠れる土管は入れておいた方が良い。
魚は思った以上に賢くて性格もあります。
家があった方が落ち着くに決まっている。
貴方も宇宙人に捕まって何もない水槽の中に監禁されたら気がおかしくなるだろう。

話がそれたが、スタンダードな60㎝水槽という手もある。
然し、後進国日本の住宅事情は大型水槽の置き場所を確保できない事や、ミーハーが多い日本人初心者の場合は趣味が続くか判らない。
そこで手軽な30㎝から始めるのがお勧め。

ガチでやりこみ覚悟がある人なら初めから、小型なら60㎝スタート、中・大型魚のトリム系とかなら90㎝水槽からスタートが良いかもね。

■お勧めの水槽メーカー
お勧めの水槽はコトブキの30㎝キューブ水槽が2,000円前半台で安い。
同じタイプのブラックシリコンタイプが黒の引き締め効果と高級感があって景観上で格好良い。
ただ、コトブキのオールガラス水槽は透明度が劣る。

コストパフォーマンスでいえばコトブキのクリスタル水槽がコスパが良い。
45㎝のフレーム水槽で価格は2,000円台。ガラスが薄いので透明度も高い。

最上級はADAの30㎝水槽で6,500円(税抜き)だ。
charmのアクロ スーパークリアシリーズとよく比較されるが、私の近所ではADAの水槽が税込みで定価の役2割引きという破格で売っている店があるのでADAの方が安くなる。
シリコンやガラスの透明度の品質もADAが最上級だろう。

GEXというブランドの格好良い水槽もあるが、品質とガラスの透明度が今一なのとメーカー姿勢が嫌いなので水槽と電子機器に付いては私は推奨しないでおく。

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初心者にお勧めなフィルター

私の意見として、小型プレコと30㎝~60㎝水槽でお勧めのろ過システムは外部フィルターです。
特に外部フィルターは、ろ過の構造を学びやすいために初心者にこそ使ってほしい。

プレコ飼育に適したフィルターとして以下の種類が大雑把にある。

外部フィルター
生物ろ過力が強く、自在に水流も作れる。
外部フィルターは本体を水槽内に設置しないので、水槽の蓋も開けやすく、日々行う水槽内のメンテナンスが楽。
然し、コスト面では外部フィルターは全体的に高額だ。
資金が少なくてもきっちりメンテできる人は安価なスポンジや上部フィルターと云う手もある。

エーハイム製の外部フィルターを使う場合、ディフューザーと云うものを使えばエアストーンなしでエアレーションを行うことができる。
それらは出口の向きを調整して水流の強さや流れ、泡の細かさも調整しやすいのが特徴だ。

また、エーハイム2213などの鉄板商品は多くのアクアリストが使用している製品なので、初心者が困ったときにヘルプを見つけやすい。

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■上部フィルター
メンテナンスが楽である程度水流を作れて安価。
然し、水槽上部に設置するタイプなので、メンテ時に水槽の中にアクセスしずらくなるのがデメリット。
更にプレコ飼育では上部フィルターだけだとエアレーションが物足りない。
また、決定的な定番商品がないのとシステムが簡単でメンテが楽すぎるのが逆に欠点。
人間は楽なことばかりしていると水替えとか面倒になったりサボる性格になるのが懸念される。

30㎝~60㎝用の上部フィルターの価格は、1,000円~3,000円程度で購入できる。
30㎝水槽で上部フィルターを使う場合、以下の水作ブリッジ一択になる。

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■底面フィルター
安価でろ過力に優れる。
底砂の中にフィルターを隠すタイプなので景観をスッキリさせられる。
然し、糞が多いプレコにソイルは合理的ではない。
故に初心者にはメンテナンスが恐ろしく面倒臭い。

プレコで底面式を採用したいのであれば、ソイルよりも砂利や大磯で底面フィルターがお勧め。

■スポンジフィルター
スポンジフィルターは殆どの製品が1,000円以下で非常に安価。
生物ろ過に特化しているが、バクテリアを繁殖させて維持させるのが初心者には難しいかも知れない。
一般的にはサブフィルターとして使うか、バクテリアを維持しやすいツインタイプがお勧め。
物理ろ過が殆どないので細かいメンテナンスは常時必要。
多少のエアレーション効果もある。

■水中フィルター
水中フィルターは水槽の角に設置して使うタイプのフィルターだ。
価格は1,000円台から5,000円台で、ろ過能力は価格に比例する。
主にスポンジを取り換えて使うタイプだが、バクテリアの事を考えて交互にインターバル交換できるシステムのものを選ぶとよい。
お勧めはエーハイムのアクア160かバイオパワー2412だ。
どちらも約4,000円で買える。
ディフューザー付きでエアレーションも強力にできる優れものだ。

エーハイム アクア160 水中フィルター
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■エアレーション効果について
フィルターは本当にピンキリで、1,000円で売ってあるものもあるが外部フィルターなんか10,000円以上はするものがザラだ。
フィルターの効果でエアレーションができなければ、できることならエアレーションも必須にして欲しい。
明らかに鰓呼吸の速度が違う。
エアレーションは、ポンプ/チューブ/エアストーンを用意する必要があり、2,000円ほどで出来る。

■外部フィルターに組み合わせる底砂について
プレコは底モノの魚で糞が多いので、毎日でも糞掃除をしなくてはいけない。
プレコ水槽で外部フィルターを使う場合はベアタンクの組み合わせが定番。

然し、生体の色揚げやストレス温和効果などを考慮する場合、底砂を敷くのは必須となる。
その場合、プロホースで糞だけ掃除しやすい大磯等の粒の大きく重たい砂が良いと思う。
底砂が重いと水流で巻き散らかさなくても済むよね。

初心者が買うべき水槽用ヒーター

プレコ飼育だけではなく多くの熱帯魚を飼育する上で欠かせないのはヒーターだ。

私がお勧めするプレコに適切な水温は白点病などの病気になりにくい27℃。
故に沖縄など冬でも20度を下回らない地域の人でもヒーターは入れておいた方が良い。

このヒーターは水槽に合わせて適応ワット数が違う。
30㎝水槽なら100W、60㎝水槽なら150Wを買えば間違いない。
水温自動調整型ではなくツマミで水温をある程度調整できるタイプを買おう。
価格はピンキリだが4,000円は見積もっていた方が良い。

寿命は1年だが、壊れるものは1年以内ですぐ壊れるし、壊れないのは8年使っているのもある。
故に1年毎の交換と云っている者は思考停止状態であり、事故を察知して防げない。

確実なのはアラーム付きのリアルタイム水温感知センサーを導入してヒーターの故障を24時間監視すること。

水温低下や煮魚事故は防げないのではない、飼育者の手間で確実に防げるものだと認識しよう。

あれだ。ヒーターはGEX製だけは使うなよ。
私は国産のエヴァリス製かニッソー製をお勧めする。

毎日のメンテナンスに必要な道具

プレコ飼育に最低必要になるメンテナンス道具。
それはバケツ、糞を吸い取るスポイト、水替えポンプだけは最低限必要になる。

バケツについては、100円のバケツでもいい。
おススメのバケツはもう7年使っているアクアシステムのコック付きバケツが水替えの時にバケツ底面のドレンから注水できるので便利。
何れにせよ、最低5リットルは入るバケツが高効率で使いやすいと思う。

日頃の糞掃除をする際に使うロングスポイトと、砂利や砂を敷くとプロホースも忘れてはならない。
プロホースは水を抜くというよりも砂利の中を掃除できるメリットが大きい。
プレコ飼育になくてはならないメンテ道具だ。

余裕があれば抜いた水を入れる大きな20リッター程度のポリタンクも1つあると良い。

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初心者がプレコを飼育する場合の予算は?

初心者でプレコを飼育する場合、生体代とフィルター抜きの設備費だけで最低10,000円は考えておこう。

  • 水槽 3,000円
  • ヒーター 4,000円
  • メンテ用具 2,000円
  • 餌 1年 1,000円~

総合的にかかる費用は上記の最低設備費10,000円に生体とフィルター代となる。

病気になって投薬が必要になれば、熱帯魚用の薬は高価なので更にかかります。
タブレットタイプの餌だけだと、年間のエサ代は1,000円前後だと思います。(うちは大型プレコの60㎝水槽でも年間1,000円です。)
鮮度を保つために適切な保存でも餌は開封後半年で入れ替えた方が良い。

お金をかける割合は「フィルター>ヒーター>メンテナンス用品>水槽>生体」で良いと思います。

通販で買うのは日本ではcharmが一番お勧め

どこで買うかは通販だとやYahoo!ショッピングのcharm(チャーム)が絶対お勧め。
charmはサポートや店員の質も高く、どんな客にも丁寧に接してくれるといったイメージがあるし、良い噂しか聞かない。
私自身がアクアリウム系の通販は年間十回くらい利用しており、その7割がcharm。
今まで一度も嫌な感じはしなかったしトラブルもなかった。

他には発送速度と価格だけならレヨンベールアクアという店も安いが、中の人の評判があまり良い噂を周りから聞かないので私からはお勧めできない。
火のないところに煙は立たないので。

Yahoo!ショッピングはpaypayのポイントもボーナスがつくので、イベントとか特にやってなくても頻繁に発行される「くらしのクーポン8%」と特定の日を組み合わせることにより大幅値引きがされる。
具体的にはCharmの激安価格からさらに20%OFFで買えたりする。
そういう意味でもcharmが事実上の最安値だったりするのだ。
これって意外とうまい話なので教えたくないが、私は金に困ってないので書いておく。
クーポン利用は毎回先着順なので。

私はプレコ飼育に関して8年以上です。
飼育歴と云うのはその人の飼育スキルを予想する目安であり、多くの場合は実際の飼育スキルには比例しません。
人間と同じで歳だけ取って成長しない人と同じで、少ない飼育歴でも目に見えない経験値をどれだけ蓄積して活かせるかで実際の飼育スキルと云うものは変わってくる。

今回は主に金額の事について初心者向きに大雑把に記事にしました。
また別で水槽やフィルター/ヒーターの私の見解や中級者以上のお勧めなどを記事にしようと思います。