先日、90㎝ワイド規格対応の水槽台を自作しました。
水槽台を初めてDIYで製作して私が思ったことがあります。
それは道具は需要だということ。
特に水槽台というものは安定性と強度を確保しなければいけないので、普通にテーブルや棚をDIYで作るのとは全くノウハウが違う。
それで今回は、水槽台を自作するのに持っていた方が良い道具を紹介したいと思う。
水槽台以外でも重要な道具なので「あった方がよい」ではなく「持っていた方がよい」に集点を当てる。
目次
工具と組み立て
私が水槽台を作成するのに使用した工具は以下のものを使った。
- ノコギリ
- カンナ
- 水平器
- ドリル (下穴は3.2㎜を開けた)
- 2×4定規
また以下は道具ではないが、水槽台を作る時に必要か使った方が良い材料です。
- 木工用ボンド
- ニス
- 釘,ビス(ステンレスのコースレッド 65㎜の長さ)
![](https://horopa.net/wp-content/uploads/2021/04/YOM8640-1024x683.jpg)
木材カットはジグソーよりノコギリを。
木材に2×4材を使用したんだけど、ホームセンターで大まかなカットをしてもらった。
それを自宅にて微調整が必要な場合、自分で細かいカットをすることになる。
特に今回のようなL字加工は、ホームセンターではできないため、自分でカットする必要がある。
私が木材をカットするのに使用した道具はノコギリ。
電動ジグソーも使ったが、2×4のような厚い木材はノコギリでカットする方が垂直に切れる。
これは奥行きが短いジグソーの刃が横Gに弱いからだ。
![L字カットを自作水槽台にする](https://horopa.net/wp-content/uploads/2021/04/YOM8584-1024x683.jpg)
現代人の失われたスキルだ。
ノコギリのガイドなども売っているが、身近で手頃な垂直の物体を使えば真直ぐ切ることができる。
何度もやっていると感覚で真直ぐ切れるようになる。
何でも便利に暮らす現代人はそれができない。
ガイドを使わないで真直ぐ切るスキルを磨こう。
男たるもの、ノコギリ1本も扱えなくてはメンツがない。
持ってない人は恥をかかない為にも是非買って練習しよう。
水平を出すためにカンナ
カンナは厳密に云えば、持ってなくても水槽台は作れる。
然し、カンナ1本あれば微妙な曲がりや出っ張りを水平にでき、紙やすりを掛ける前の下地作りにも使える。
カンナを使ってDIYすると仕上がりが全然違う。
みんなと同じようにホムセンでカットして組み立てただけなんて芸がないと思わないか。
ノコギリと同じように、カンナ掛けは失われた現代人のスキル。
カンナ1本使えなくては男が廃る。
ちゃんと知識があれば一生使える便利な道具だ。
是非調整の仕方だけでもYouTubeでマスターしよう。
安いけれどちゃんと調整して使えば、薄い鰹節も作れるぞ。
電動ドライバーは便利
ビスの下穴を開ける工具はマキタの電動ドライバー(M697D)に下穴用のドリル刃を付けて使用。
この電動ドリルは新築建てたときに収納を追加でDIYするときに買ったもの。
15,000円くらいしたけど凄く重宝している。
バッテリーを共通してジグソー(JV142DRF)と芝り機(MUH265DZ)で使っている。
![マキタの電動ドライバー](https://horopa.net/wp-content/uploads/2021/04/YOM8638-1024x683.jpg)
因みに電動ドリルと電動ドライバーの両方の機能を熟せる。
トリガーを引くと暗闇で狙いを自動で照らすLEDライト機能も便利。
締めすぎ防止の安全装置もついており、重宝する一品。
電動ドライバーはDIY以外でもネジ締めで大活躍するので、是非一家庭に1台とお勧めしたい。
木材には下穴を開ける必要がある。
自作水槽台の組み立ては下穴を開けて、木工ボンドで固定してビスを打った。
2x4の板を接着するのに木工ボンドを流し込んでからビスで固定するのだけれど、下穴を開けるのは必須。
特に集成材では下穴を開けないでビスを打つと、木目によっては木材に亀裂が入って避けたりするからだ。
うちで使っているのは以下の下穴を開ける専用のドリルビット。
下穴というだけあって通常のドリル刃よりも長さがある。
自作水槽台に水平器は必須道具
今回、水槽台をDIYして思ったのが道具の重要性。
特に水平器は特に最重要で必須です。
ぶっちゃけ強度より水平が大切だと私は思います。
![水平器](https://horopa.net/wp-content/uploads/2021/04/YOM8637-1024x683.jpg)
これは庭にフェンスを自作しようとしたときに買ったものですが、自作水槽台で大活躍。
けっこう真直ぐになっているつもりでも、水平器で測ってみると微妙に傾いてたりする。
水槽台の傾きは水槽崩壊のリスクが跳ね上がる。
水槽の水位が傾いていると、傾いている方向に負荷を掛けてしまうので、突然の水槽崩壊のリスクが跳ね上がる。
オールガラス水槽にせよフレーム水槽にせよアクリル水槽でも水槽が傾いて設置するのは好ましくない。
地震が来なくても、水平でないと水圧が偏ることにより、ある日突然ガラスが飛び散る可能性が跳ね上がる。
あると便利な道具2x4定規
この定規は2x4材に特化したもので、ドリルの下穴作業のマーキングなどに使う。
木材の中心に正確に穴を開けられるので、水槽台の耐久性を確保する面でも貢献する道具。
普通の定規や感覚でも下穴のマーキングはできるけど、一般現代人は脳が劣化していて感覚がないのでこれで慣れた方が良い。
まとめ
以上、水槽台を自作するのに使った道具類を紹介しました。
道具じゃないけれど、他に必要なものはビスやニスとか色々。
また、定規やペンなどのインパクトの弱いものは省いてます。
特に水平器は安いし1個持っていた方が良いと思います。
水槽台を作らないにせよ、一戸建てに住んでいる人は水平器で手抜き工事が判るかも。
早期発見だと保証で修正できるので重要です。
私の家は全フロアバッチリ水平でした。
新築5年以上経つが問題は一個もない。優秀な大工に感謝。
水槽台って案外簡単に作れるのでチャレンジしてみたら良いと思うよ。
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